キシリッシュ
息だけは福山雅治・・・そのフレーズをキメに使おうと、洋介は出勤途中、渋谷駅のキオスクでキシリッシュを買ってみた。そして、会社に出勤して、給湯室にいる美奈を見つけた。しばらく様子を窺い、美奈が給湯室に一人になるのを見計らって、美奈の背後にさりげなーく近づき、洋介は耳元でハーと福山雅治の溜息を吐きかけてみた。
美奈は洋介をブリザードの様な視線で、ゆっくりと振り向き、
『何!』
・・・と一瞥して、洋介の福山計画を一蹴してしまった。
洋介は
『いや・・・何にも・・・』
と小さくくぐもる様につぶやきながら内心こう叫んでいた。福山雅治のウソツキー!
美奈は洋介をブリザードの様な視線で、ゆっくりと振り向き、
『何!』
・・・と一瞥して、洋介の福山計画を一蹴してしまった。
洋介は
『いや・・・何にも・・・』
と小さくくぐもる様につぶやきながら内心こう叫んでいた。福山雅治のウソツキー!
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