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2005-06

親父乙女伝説

  太郎は某広告会社の重役である。いつも彼は自身に満ちていて、体型も重役系である。しかし、彼には人には見られたくない秘密があった。
  今日の太郎は出張である。そして、取引業者との会議等を終え、某温泉宿に宿泊する事になった。太郎は大の温泉好きである。しかし、そこからが太郎のミッションが始まりとなる。
  深夜太郎は人がいない事を見計らって、温泉に入った。そして人がいない事を確認し、早速髪を洗う事に取り掛かった。太郎の頭のてっぺんは禿げている。そして、両脇の髪を伸ばせるだけ伸ばして、両側バーコード髪攻撃をして、禿をごまかしていた。太郎は、両端の長髪を慎重に解き、そして、長髪右側から一本も無駄にしないように大切に大切にティモテ洗いを始めた。中年腹の普段の振る舞いからは信じられない様な、乙女の様な姿で両手で両手でぱんぱんぱんと洗っている。こんな姿は、人には絶対見られたくない・・・と太郎は思っている。
  そこへ、深夜にも関わらず一人の男が入ってきた。すかさず太郎は両手でバーコードを手にしてぱふっと頭の上に乗せ、何事も無い振りをする。そして、その男が体を洗い始めると、太郎は、その男の見えない死角へ移動し、すかさずバーコードを解き、残りの右ティモテ、左ティモテのミッションを終え、涼しい顔で、湯船につかった。
  今回も太郎の秘密は守られた・・・と、太郎自身はそう思い込んでいる。
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気まぐれ一首

蒸し暑い
不快指数も
上がってる
だんだん夏も
近付く気配

気まぐれ一首

波うねり
太平洋の
沖合いの
台風の気配
少し感じる

気まぐれ一首

幸せを
感じる翼が
あるのなら
飛んでゆきたい
自在な未来へ

男女関係の短歌?

恋愛はアスタリスクで始まってドットマークでジエンドになる

男女関係の短歌?

アイシテルそのパスポートキーにして君は僕へと圧力かける

答えさがし

空が空であるためには理由がある
海が海であるためにも理由がある
存在するものは存在するために理由がある
その理由をひとつひとつ紐解くために
ボクは生かされているんだと思う
昨日はその答えを
一つ位は見つけただろうか
今日はその答えを
一つ位は見つけただろうか
明日はその答えを
一つ位は見つけられるだろうか
そうやってボクの中を時間が透過してゆく
命が終わるタイムリミットまで

まっすぐに進もう

不器用かもしれない
まっすぐに
まっすぐに
進んでいけば
いつか自分のイチバンが
見つかるかもしれない
障害もあるだろう
妨害もあるだろう
邪魔もあるだろう
後退を余儀なくさせる事もあるだろう
けどまっすぐしか進めない人間は
まっすぐいくしかない
単純バカかもしれない
けど人の人生を踏みにじって
謳歌を生きる人間よりも
本当の人間らしいじゃないか
だからまっすぐに進む
それしか出来ない人間だから

気まぐれ一首

やわらかな
風吹き抜けて
体内に
貯め込んでゆく
歩くエネルギー

気まぐれ一首

朝ドラの
ファイトの音楽
聞いてると
やったろうかと
いう気分になる

気まぐれ一首

早朝に
ランニングする
新鮮な
朝の空気が
体に貼りつく

気まぐれ一首

メビウスの
輪に迷い込む
かもしれぬ
今夜の僕の
夢逃避行

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マッコウクジラ

マッコウクジラ

『気まぐれ文学館』
・第15回,16回短歌現代新人賞 佳作
・第47回角川短歌賞 最終予選通過
・H15年度 歌壇・歌壇発新星36人 一年連載
他・・・
現在は当ブログにて地道?にゲリラ活動中・・・