おしおき
『や・・・やめてください』
将太は既にうつぶせになり、その両手は後に組まれて差し出されている。その言葉とは裏腹に涼子に縛られる事を望んでいる。
『今日はどうしてほしい?』
『あ・・・』
『どうして・ほ・い・い?』
将太は縛られ、そして涼子の鞭が容赦なく将太を打ち抜く。
将太は、鍛え抜かれた肉体なのに、社会的に成功してるのに、誰から見ても尊敬されている立場なのに・・・そんな栄光の仮面を剥がされながら、涼子のエスカレートする辱めに喜びを感じている。将太の栄光の仮面が大きくなればなるほど、強く涼子にいたぶられたいと感じる欲望が増していくのだった。そう・・・本当の将太の姿がこれなんだと認めたいように・・・
『このあと・ど・う・し・て・ほ・し・い?』
涼子のピンヒールを舐めながら、将太はこの後のメニューが頭の中で駆け巡っていた。
将太は既にうつぶせになり、その両手は後に組まれて差し出されている。その言葉とは裏腹に涼子に縛られる事を望んでいる。
『今日はどうしてほしい?』
『あ・・・』
『どうして・ほ・い・い?』
将太は縛られ、そして涼子の鞭が容赦なく将太を打ち抜く。
将太は、鍛え抜かれた肉体なのに、社会的に成功してるのに、誰から見ても尊敬されている立場なのに・・・そんな栄光の仮面を剥がされながら、涼子のエスカレートする辱めに喜びを感じている。将太の栄光の仮面が大きくなればなるほど、強く涼子にいたぶられたいと感じる欲望が増していくのだった。そう・・・本当の将太の姿がこれなんだと認めたいように・・・
『このあと・ど・う・し・て・ほ・し・い?』
涼子のピンヒールを舐めながら、将太はこの後のメニューが頭の中で駆け巡っていた。
キシリッシュ
息だけは福山雅治・・・そのフレーズをキメに使おうと、洋介は出勤途中、渋谷駅のキオスクでキシリッシュを買ってみた。そして、会社に出勤して、給湯室にいる美奈を見つけた。しばらく様子を窺い、美奈が給湯室に一人になるのを見計らって、美奈の背後にさりげなーく近づき、洋介は耳元でハーと福山雅治の溜息を吐きかけてみた。
美奈は洋介をブリザードの様な視線で、ゆっくりと振り向き、
『何!』
・・・と一瞥して、洋介の福山計画を一蹴してしまった。
洋介は
『いや・・・何にも・・・』
と小さくくぐもる様につぶやきながら内心こう叫んでいた。福山雅治のウソツキー!
美奈は洋介をブリザードの様な視線で、ゆっくりと振り向き、
『何!』
・・・と一瞥して、洋介の福山計画を一蹴してしまった。
洋介は
『いや・・・何にも・・・』
と小さくくぐもる様につぶやきながら内心こう叫んでいた。福山雅治のウソツキー!
親父乙女伝説
太郎は某広告会社の重役である。いつも彼は自身に満ちていて、体型も重役系である。しかし、彼には人には見られたくない秘密があった。
今日の太郎は出張である。そして、取引業者との会議等を終え、某温泉宿に宿泊する事になった。太郎は大の温泉好きである。しかし、そこからが太郎のミッションが始まりとなる。
深夜太郎は人がいない事を見計らって、温泉に入った。そして人がいない事を確認し、早速髪を洗う事に取り掛かった。太郎の頭のてっぺんは禿げている。そして、両脇の髪を伸ばせるだけ伸ばして、両側バーコード髪攻撃をして、禿をごまかしていた。太郎は、両端の長髪を慎重に解き、そして、長髪右側から一本も無駄にしないように大切に大切にティモテ洗いを始めた。中年腹の普段の振る舞いからは信じられない様な、乙女の様な姿で両手で両手でぱんぱんぱんと洗っている。こんな姿は、人には絶対見られたくない・・・と太郎は思っている。
そこへ、深夜にも関わらず一人の男が入ってきた。すかさず太郎は両手でバーコードを手にしてぱふっと頭の上に乗せ、何事も無い振りをする。そして、その男が体を洗い始めると、太郎は、その男の見えない死角へ移動し、すかさずバーコードを解き、残りの右ティモテ、左ティモテのミッションを終え、涼しい顔で、湯船につかった。
今回も太郎の秘密は守られた・・・と、太郎自身はそう思い込んでいる。
今日の太郎は出張である。そして、取引業者との会議等を終え、某温泉宿に宿泊する事になった。太郎は大の温泉好きである。しかし、そこからが太郎のミッションが始まりとなる。
深夜太郎は人がいない事を見計らって、温泉に入った。そして人がいない事を確認し、早速髪を洗う事に取り掛かった。太郎の頭のてっぺんは禿げている。そして、両脇の髪を伸ばせるだけ伸ばして、両側バーコード髪攻撃をして、禿をごまかしていた。太郎は、両端の長髪を慎重に解き、そして、長髪右側から一本も無駄にしないように大切に大切にティモテ洗いを始めた。中年腹の普段の振る舞いからは信じられない様な、乙女の様な姿で両手で両手でぱんぱんぱんと洗っている。こんな姿は、人には絶対見られたくない・・・と太郎は思っている。
そこへ、深夜にも関わらず一人の男が入ってきた。すかさず太郎は両手でバーコードを手にしてぱふっと頭の上に乗せ、何事も無い振りをする。そして、その男が体を洗い始めると、太郎は、その男の見えない死角へ移動し、すかさずバーコードを解き、残りの右ティモテ、左ティモテのミッションを終え、涼しい顔で、湯船につかった。
今回も太郎の秘密は守られた・・・と、太郎自身はそう思い込んでいる。
初フライト
大会の前日のアクロス、いつもと違って練習にやってくるボーダーも多く、少し混んでいる感じがする。そして、コースも大会仕様になって、ワンメイクゾーンが多くなっているので、自分の様な初心者系は、使えるコースが限られてくる。しかも、そのコースの半分もミニジャンプ台が設置され、更に狭まってくる。何故かそんな日に限って、スキーヤーの集団がそのミニジャンプ台の無いゾーンを占領していて、なかなかそこも使う事が出来ない。自分が頻繁に使えそうなゾーンはこのミニジャンプ台のあるコースしか見当たらない。
飛ぼう・・・心の中で小さくそう決めて、まず用心深くスピードを殺しながら、ミニジャンプ台に向かい、通過した・・・とてもジャンプとは呼べず、通過したというのが適当という感じではあった。その通過した勢いでスピードの増したボードもコントロールして、難なく滑り下りる事が出来た。
一回成功すると、体の中の経験度がインプットされ、それに伴って体内に留まっていた恐怖感?のボリュームも下がっていくのが分かる。そして、回数を重ねる度にスピードを上げてジャンプする事も出来る様になり、失敗して転倒しても、さして気にする事もなくまた、ジャンプにトライする事が出来る様になる。
もし、今回のケースでなく、普通に滑れるコースがもっと広かったら、スキーヤーにコースを占領されてなかったら、自分は飛ばなかったかもしれないし、飛ぶ決心がつかなかったかもしれない・・・終わった後、自分の中で少しボーダーのレベルが上がった事に小さなガッツを覚え、そしてアクロスを後にした。
飛ぼう・・・心の中で小さくそう決めて、まず用心深くスピードを殺しながら、ミニジャンプ台に向かい、通過した・・・とてもジャンプとは呼べず、通過したというのが適当という感じではあった。その通過した勢いでスピードの増したボードもコントロールして、難なく滑り下りる事が出来た。
一回成功すると、体の中の経験度がインプットされ、それに伴って体内に留まっていた恐怖感?のボリュームも下がっていくのが分かる。そして、回数を重ねる度にスピードを上げてジャンプする事も出来る様になり、失敗して転倒しても、さして気にする事もなくまた、ジャンプにトライする事が出来る様になる。
もし、今回のケースでなく、普通に滑れるコースがもっと広かったら、スキーヤーにコースを占領されてなかったら、自分は飛ばなかったかもしれないし、飛ぶ決心がつかなかったかもしれない・・・終わった後、自分の中で少しボーダーのレベルが上がった事に小さなガッツを覚え、そしてアクロスを後にした。
由布子の朝
もう社内からはお局様と囁かれる年齢になった由布子、最近の由布子には一つのささやかな楽しみがあった。それまでは、態度Lな由布子だったが、ある瞬間から天使の様な由布子に変わった。それは、最近転勤してきた裕太の存在だ。裕太は由布子よりも7歳若く、体育会系のさわやか系で最初の歓迎会での話ではまだ彼女もいない・・・という事だった。
それまでの由布子は、
「お茶汲みなんて雇用均等法に反する女性蔑視よ!」
なんて叫んでいたのだが、裕太が来てからは、自ら望んで朝のお茶汲みをする様になった。しかも、給湯室を閉め切って・・・その給湯室の秘密は後で記述するとして、皆の好みの飲み物を取り揃えた由布子は、役職の順列に従って、完璧に飲み物を配って、立場的に現在一番順列が低い裕太には最後に飲み物を置く事になる。内心は裕太に最初に置きたいのだが、そんなわざとらしい事をしては、礼儀正しい裕太の気を引く事は出来そうもないので、立場をわきまえた女を演じている訳である。
部長から、
「由布子さん変わったね〜」
なんてからかわれて、内心むかついても
「男は男らしく、女は女らしくかな〜最近私もそんな事がわかる年齢になったし」
・・・と、しおらしい女を演じ、最後にコーヒーを置く裕太には、
「いつも最後になって少し冷めててゴメンネ」
・・・と、気を遣って裕太の席にコーヒーを置く。
「そんな事ないっすよ。そうやって由布子さんが気遣ってくれるだけで僕はいいっす」
・・・と、由布子のそんな偽りの優しさに何か安心感を覚える裕太がそこにあった。
しかし、裕太は知らない。給湯室を閉め切って由布子が行っている儀式を・・・由布子の儀式とは、飲み物を入れる際に、裕太に入れるコーヒーカップをまず取り出し、胸の谷間にそのカップを入れ、少しでも由布子のぬくもり?をカップに与える。そして、最後に裕太のコーヒーを入れる為に、胸の谷間からカップを取り出し、唾液をたくさん含ませて、裕太のカップを一周舐め回しからコーヒーを入れているのだ。由布子はカップを舐めながら、「裕太・・・好き!好き!アイシテル!」と呪文の様に小さい声でそうささやいている。
結局裕太は由布子のぬくもりと、生霊のとりついた様な由布子の呪文と唾液のミックスしたコーヒーを毎日飲んでいる事になる。
それまでの由布子は、
「お茶汲みなんて雇用均等法に反する女性蔑視よ!」
なんて叫んでいたのだが、裕太が来てからは、自ら望んで朝のお茶汲みをする様になった。しかも、給湯室を閉め切って・・・その給湯室の秘密は後で記述するとして、皆の好みの飲み物を取り揃えた由布子は、役職の順列に従って、完璧に飲み物を配って、立場的に現在一番順列が低い裕太には最後に飲み物を置く事になる。内心は裕太に最初に置きたいのだが、そんなわざとらしい事をしては、礼儀正しい裕太の気を引く事は出来そうもないので、立場をわきまえた女を演じている訳である。
部長から、
「由布子さん変わったね〜」
なんてからかわれて、内心むかついても
「男は男らしく、女は女らしくかな〜最近私もそんな事がわかる年齢になったし」
・・・と、しおらしい女を演じ、最後にコーヒーを置く裕太には、
「いつも最後になって少し冷めててゴメンネ」
・・・と、気を遣って裕太の席にコーヒーを置く。
「そんな事ないっすよ。そうやって由布子さんが気遣ってくれるだけで僕はいいっす」
・・・と、由布子のそんな偽りの優しさに何か安心感を覚える裕太がそこにあった。
しかし、裕太は知らない。給湯室を閉め切って由布子が行っている儀式を・・・由布子の儀式とは、飲み物を入れる際に、裕太に入れるコーヒーカップをまず取り出し、胸の谷間にそのカップを入れ、少しでも由布子のぬくもり?をカップに与える。そして、最後に裕太のコーヒーを入れる為に、胸の谷間からカップを取り出し、唾液をたくさん含ませて、裕太のカップを一周舐め回しからコーヒーを入れているのだ。由布子はカップを舐めながら、「裕太・・・好き!好き!アイシテル!」と呪文の様に小さい声でそうささやいている。
結局裕太は由布子のぬくもりと、生霊のとりついた様な由布子の呪文と唾液のミックスしたコーヒーを毎日飲んでいる事になる。








